ミュージック・ライフ1976年2月号(シンコーミュージック 定価480円)
インタビュー「今、僕すごく燃えているんだ あがた森魚」...政治にはまったく興味ないね。僕自身、今まであまりに自身とかプライドがなさすぎたんだよね。自分の存在みたいなものがものすごく不安だったしね。ところが最近、やっぱり自分を愛さなければいけないなァと思ったし、すなわち自分が一番ちかいところで愛している人に捧げる歌をつくらなければいけないと思ったんだ。自分を愛して、その人を愛することが、インターナショナルに通ずることじゃないかなあ。そしてインターナショナルにつながる歌を表現するにはやっぱり日本語で歌うことだしさ。いつもの僕を歌うことだろうしね。日本人が聴いてああすばらしいなと思う音楽をつくらなければ嘘なんじゃないかなァ。なんといおうと僕は、日本の音楽を作りたいね...