著書
あがた森魚名義の本、著者名にあがた森魚と載っている共著ものも含みます。「年賀草子」、「秘密草子」(1969年頃 ¥50ぐらい)
渋谷の地下道で売ったといわれるガリ版刷りの自作詩集だか短編集のタイトル。買ってくれた人にはその場で1曲歌ってあげたとか...「糞」、「愛をください、ぼくもあなたを愛せます」「癲狂院」「あがた森魚の歌集」(1970〜1971年頃)
1970年頃、ライブ会場などで発売されたというガリ版刷りの歌集。画像は「あおもり はやり歌 人もよう」(東奥日報社 2007.10.25)から無断転載。
「狩人よ、しなやかに跳べ」
発売元:大和書房発売日:1975年12月10日
定価 :¥690
著者:あがた森魚、桃井かおり、鈴木翁二、大橋歩他著
●巻頭詩 岡本おさみ「思い出がふえればいい」
●吉見佑子「みなしご街青春通り」
●岡田裕介「ぼくの風船はもう飛ばない」
●大橋歩「星がドロップみたいにな光になって」
●高橋靖子「風が吹いて季節がキラキラ輝いている」
●萩原朔美「ぼくの時間をフィルムが走る」
●里中満智子「鉄腕アトムに恋をした」
●特別対談 萩原健一VS桃井かおり「俺たちの肖像」
●あがた森魚「天使か?不良少年か?」
●桃井かおり「じーんとさみしいよ」
●森本レオ「三畳間の世界地図」
●立原えりか「回転木馬」
●河村季里「夢は街角を駆けめぐりて」
●鈴木翁二「長い耳からの手紙」
芸能人、作家、漫画家等が青春について語るエッセイや対談からなるシリーズ「青春の詩」第一弾。
あがた森魚はエッセイ「天使か? 不良少年か?──函館ハーバー・センチメント」であがた森魚が出演した「熱海殺人事件」の主人公のことや、函館ラサール時代の思い出について書いている。
「ひとりぐらし」
発売元:青春出版社発行日:1977年
定価 :¥690
初のエッセイ集。
●プロローグ ふたりの僕が住んでいる四畳半
●第1章 その日暮らしの自意識
僕と自己嫌悪との共同生活/カッコ悪い僕の中のカッコいい僕/僕の中にきこえてくる叫びと呟き
●第2章 抱きたい時に抱いたっていい
初体験よりも生々しい記憶/人恋しくなるもの悲しい夜に/思い込むことの偉大さを教えてくれた女[ひと]/自己陶酔の結末
●第3章 友達 はぐれ鳥シラケ鳥
バカな俺の中の友達/すっ裸にされた”友情”
●第4章 僕の心に風が吹き抜けていく
鳥ガラを盗んだ少女はやさしかった/人生の不条理に目覚めた野良猫/お前を殺さなかったのは.../エゴイストとナルシストの決闘/●僕の歌が少女のいのちを奪った
●第5章 淋しがり屋 嬉しがり屋
沸いてこなけりゃいけない生き甲斐/ボブ・ディランに出会ってなければ僕はない/僕のみじめな魂が得た確信/求め続けるロマンの彼方
●微熱にうかされて
「二十世紀少年読本」(永遠製菓 ¥25000 1985.12)
「永遠の遠国」に付属するブックレット。1900〜1985年に起きたトピックと、あがた森魚のエッセイが掲載。序章 はるか海底の淡き光
#1 COSMIC PARADICE
#2 IVORY PENDANT
#3 葉書を配達する郵便屋さんの主張
#4 夢見る宝石たち
#5 私はエアプレインが好きです
#6 緑陰嬢(RYOKUINJYO)
#7 突進する雄鶏
#8 可聴電波残像
#9 感覚像の鍛冶屋
#10 巡回映画の又三郎
#11 東京児童の礼儀(その1)ヴァイオレットのスクリーン、(その2)スタージョンの法則、(その3)グランド・ホテル
#12 少女イズムフレンド
#13 アテネ街の感覚について
#14 フェヴァリッツ物語
#15 サアカスのテント
#16 菫のリアリズム
#17 水車に乗った宇宙旅行
#18 悲しみのオルゴールドール
#19 香水瓶の空箱を冠ったチョコレット臭い王城
#20 ブリキロックは三時のおやつ
#21 新世界(花開く通天楼閣)から
#22 終夜営業のカフェを待つ朝
終章 青髭ゼファの海底旅行
付記 おさらひ
「水晶の扉の向こうへ」(思潮社 ¥1533 1989.7)
発売元:思潮社発売日:1989年7月31日初版
著者:あがた森魚、村上龍、高橋源一郎、山川健一、友部正人、遠藤ミチロウ、忌野清志郎、遠藤賢司、高橋佐代子
ロックオリジナル訳詩集
あがた森魚は2曲の歌詞とエッセイを寄稿。
「ほんとかしらね?!」(Everything but the girl「When all's well」の曲を訳詞)
「僕のボーイフレンドNumber1」(スパークスへのオマージュとして書かれた、あがた森魚オリジナル詞)
「投げやりに作れ」(エッセイ)
「モリオ・アガタ 1972〜1989」
発売元:エディション・カイエ発売日:1989年7月9日初版
定価 :¥2,500(税込)
あがた森魚詩集
●君を抱きしめたい:いとしの第六惑星/春の嵐の夜の手品師/永遠の遠国のうた 他
●タンゴの夏:SP「盤吐熱音の豹」に寄す/タンゴ超特急/ジュリエッタの夏 他
●月光:弥勒/乙女の儚夢/赤色エレジー 他
●空飛ぶ理科教室:夢見るスクールデイ/象ねづみの校庭/ブリキ・ロックンロール 他
●海と百合のアリア:Rの解答/さらば青春のハイウェイ/僕のボーイフレンドNumber1 他
「菫礼礼少年主義宣言」
発売元:新宿書房発売日:1990年4月26日初版
定価 :¥1,900(税込)
音楽雑誌「テッチー」等に掲載されたエッセイと荒俣宏との対談。
●まずは白い雪玉を一球
●二◯世紀少年パークの街灯
●菫礼礼少年主義
●ダルジュロス的友情論
●二◯世紀少年パークの消灯
●二◯世紀のお楽しみはこれからだね対談 荒俣宏+あがた森魚
●やけに早咲きのスミレのように元気いっぱい
「よだかの星」
発売日:1991年5月21日発売元:リブロポート
形態 :CD Book
型番 :ISBN4-8457-0621-0 C8795
定価 :¥3,296(税込)
作:宮沢賢治 絵:玉井司 朗読・歌・エッセイ:あがた森魚
エッセイ「宮沢賢治・森の少年博物学者」
よだかの星 | 朗読:あがた森魚 |
よだかの王冠 | 作詞:あがた森魚 作曲・編曲:丸尾めぐみ |
「獲物の分け前」
発売元:白水社発売日:1992年11月28日初版
定価 :¥1800
語学雑誌「ふらんす」(白水社)に掲載されたエッセイ集
●まえがき
●フィルムの中のエトランゼ
●カンバスの中のエトランゼ
●生きた歌った踊ったエトランゼ
●あとがき
●あがた森魚ディスコグラフィ
付録冊子 藤本由紀夫「20世紀少年の未来」
「少年歳時記」
発売元:リブロポート発売日:1993年12月29日
定価 :¥4,200
CDブックの形態で発売されたあがた森魚のアルバム。
再発CD版も含めたデータは音楽/アルバム/「少年歳時記」を参照。
お目出當う | 作詞・作曲:あがた森魚 編曲:鈴木惣一朗 |
伯父さんは魚屋さん | 作詞・作曲:あがた森魚 編曲:鈴木惣一朗 |
夏の翼 | 作詞・作曲:あがた森魚 編曲:美島豊明 |
マッチ工場とあじさい | 作詞・作曲:あがた森魚 編曲:鈴木惣一朗 |
石炭焚いて走ります(知らない国も走ります) | 作詞:あがた森魚 作曲・編曲:鈴木惣一朗 |
憧れのオウロラ航路 | 作詞・作曲:あがた森魚 編曲:鈴木惣一朗 |
森の水車 | 作詞:清水みのる 作曲:米山正夫 編曲:美島豊明 |
お月さんも踊ってくれた | 作詞:あがた森魚 作曲・編曲:鈴木惣一朗 |
自転車レースと銀のシガレットケース | 作詞・作曲:あがた森魚 作曲・編曲:鈴木惣一朗 |
バス通りには朽葉色 | 作詞・作曲:あがた森魚 編曲:鈴木惣一朗 |
朝はどこから | 作詞:森まさる 作曲:橋本国彦 編曲:鈴木惣一朗 |
七面鳥のパパ達へ | 作詞・作曲:あがた森魚 作曲・編曲:鈴木惣一朗 |
「村松友視からはじまる借金の輪」
単行本:飛鳥新社 ¥1262 1994年6月初版文庫本:角川書店 ¥500 1996年12月初版
「リレー形式の手紙」というスタイルのエッセイ集。
横尾忠則「横尾忠則さんからあがた森魚さんへ借金依頼 あがた君大変なんだ」
あがた森魚「あがた森魚さんからの返事 今度こそは居留守を使おうかと...」
あがた森魚「あがた森魚さんから吉本ばななさんへ借金依頼 原稿料を出世払いという形で...」
吉本ばなな「吉本ばななさんからの返事 旅人はいつも「今」を生きるのです」
あがた森魚・今村守之「愛は愛とて何になる」
小学館 ¥ 2,700(税抜) 2022年9月27日初版装丁:永野武宏
あがた森魚及び関係者へのインタビュー及び聞き手である今村守之氏の論評。
序章 :孤独を抱いて飛鳥山へ
第一章:ボブ・ディランと稲垣足穂
証言 :三浦光紀
第二章:「ロックはバリケードをめざす」そして「はちみつぱい」
証言 :鈴木慶一
第三章:赤色エレジー
証言 :松岡正剛
第四章:音楽、映画、アート
証言 :矢野顕子
第五章:放浪
証言 :緒川たまき
第六章:母父という巨大な郷愁
証言 :森達也
第七章:ヴァージンVSと雷蔵
証言 :久保田麻琴
第八章:愛の旅から明日の歌へ
第九章:航海は夜ごと醒めない夢を見ながら続く
「あとがきにかえて」今村守之
「近代の兄弟たちへ 未来の兄弟たちへ」あがた森魚