「bloodthirsty butchers Rooftop Anthology 1999-2014」（ルーフトップ／ロフトブックス編集部 ¥2,700（税込）2014.6.7初版）

対談「「Yes,We Love butchers〜Tribute to bloodthirsty butchers〜"The Last MAtch"」リリース記念"ルルモッペ"座談会　「僕」のカバーに託した想いと北海道人としてのアイデンティ」
あがた森魚、射守矢雄、上原子友廉、小松正宏

...とりわけ異色の存在は、ブッチャーズのメンバーと同じ北海道・留萌出身という縁で参加したあがた森魚だ。しかも選曲は「未完成」に収録された叙情性あふれる「僕」という通好みの１曲で、同じ留萌つながりでセッションに参加した怒髪天の上原子友康、ブッチャーズの射守矢雄と小松正宏による潤色も実に心にくい...


...あがたさんは初めてオリジナルの「僕」を聴いたとき、どう感じましたか。
あがた：いい歌だなと思った。吉村さんらしい歌なのかどうかは客観的には分からないんだけれども、彼の素朴な人柄が凝縮された歌なんだろうと感じたね。今回は吉村さん自身の心象風景をストレートに描いた歌を自分のシチュエーションの置き換えて唄ってみるという、非常にシンプルな接し方だったね...