サンデー毎日1972年10月15日号(毎日新聞社 ¥120)
「夢さえ見られない日のロマン」深夜放送ファン1972年10月号に掲載された「「赤色エレジー」はストリップ嬢から」というあがた森魚のエッセイの一部を紹介。
▼僕自身の劣等感と寂しさから「赤色エレジー」が生まれた。この歌が流行する現代はどんな時代なのか?
■「赤色エレジー」はストリップ嬢から=あがた森魚(深夜放送ファン・10月号・自由国民社発行)。
僕はとても寂しい毎日を送っていた。失恋していたし、一日に何時間もアルバイトをしても、欲しいモノは何ひとつ得られず、夢さえ見られない辛い毎日だった...