キネマ旬報 2014年8月上旬号(キネマ旬報社 ¥850(税抜))
エッセイ「『リアリティのダンス』 『映画を作るものこそは魂の戦士なのだ!!』ホドルフスキーって何て可愛いんだろう!!」(「読む、映画」)...アレハンドロ・ホドルフスキーの万華鏡に映らないものはない。聖と俗、調和と混沌、人間の業と不条理。仮に10年後20年後に観ても同じ驚きと困惑と感銘を受けるだろう。それでも久しぶりに再会したホドルフスキーワールドの進化がそこにあったのではないか?一粒の雨を数世紀待っていた忍耐強いホドルフスキーの匍匐前進、また一歩ここにあり...