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ミュージック・マガジン1988年2月号(¥500)

「ベスト・アルバム1987」で、ライターの菅武彦が「バンドネオンの豹と青猫」を選出。コメントは特になし。
「ジャンル別BEST10・ロック(日本)」(真保みゆき、菅武彦、萩原健太)では4位に「バンドネオンの豹」が選出されている。萩原健太が以下のようにコメント。
...気分が悪くなった。特にハウンド・ドッグと再結成ツイスト。ロックってもっともっと柔軟な音楽だったはず。こんな音楽をロックと呼ばないでくれ。これがロックなのだとしたら、ぼくはロックなんか嫌いだ...と。そんな気持ちを頭のどこかに引きずりながら選んだベスト10だ。ポイントは竹内まりや、ピチカートV、あがた森魚あたり。いかにもロック的な様式に立ち向かいながら、その実ちっともロックしてくれないツイストたちに比べて、ここに選ばれたアーティストたちの柔軟なこと。どんなに非ロック的な音楽様式に立ち向かおうと、彼らはやっぱりロックだ。そして、こういうロックが僕は好きだ。
「今月の話題・国内」であがた森魚の動向。
昨年は「バンドネオンの豹」のシリーズで、タンゴに燃えたあがた森魚。今年は「豹」の方は一休みして、新ユニットでライヴを行なっていくそうだ。メンバーは、ライオン・メリー(kbd)、懐かしの駒沢裕城(スティール・ギター)、高橋豊(b、元みかんむく)のラインアップで、ドラム、ヴァイオリンなどを随時ゲストに迎えた形態。このユニットでは稲垣足穂的な世界を狙ったニューウェイヴ・ポップを目指すそう。
ミュージック・マガジン1988年2月号(¥500)
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