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2003年8月31日「あがた森魚ナイト」(池袋手刀)

出演:Ya-su、毒針、MICHI、グルグル映畫館


 ビジュアル系インディーズバンド専門雑誌が主催する、あがたトリビュートイベントっていう怪しさに惹かれ、興味津津で行ってまいりました「あがた森魚ナイト」。あがたさんとビジュアル系のバンドって対極なようで実はとても近い物がある。自己陶酔、幻想文学、レトロ趣味etc...どちらにも共通してると思いません?

 前日のレッド・クロスに続き、手刀もオール・スタンディング。ここのキャパシティは300人だそうですが、もうほぼ満杯状態。中へ入るとあがたさんの曲がBGM、「僕は天使ぢゃないよ」がBGVとして流れてました。(「僕天」観たのって10年前なので殆どのシーンの記憶が無かった...ビデオ買ったけど観て無いし)客は当然のごとく95%位が女の子でした。

 最初に登場したのはYa-suという人、Ya-fooというバンド?をやってるらしいです。一番後ろにいたのでどんなルックスかは全くわからなかったんですが、どうも詰襟姿だったらしいです。今回の出演者の中では間違い無く一番のあがたファンでしたね。
「あがたさん愛してるみたいに思われるのも嫌だし」とか言ってたけどもう手後れ。

*** Ya-su 演奏曲 ***
「リラのホテル」
「ものがたり」
「春の嵐の夜の手品師」
「水晶になりたい」
「星空サイクリング」
「ラムネ色のすらるじぃ」

この中での出色は「春の嵐の夜の手品師」で、これは完全コピーしてました。
あがたさんもこれぐらい綺麗にやってよという感じの素晴らしい仕上がり。
もっとも生演奏してるのはリコーダーだけで、ピアノとかは録音したやつみたいでしが。「リラのホテル」、「星空サイクリング」はテクノ(ポップじゃ無いやつね)アレンジでした。

さてさて
1組目が終わったら、前の方へ大移動いたしました。
4列目ぐらいのところまで行けたので満足、満足。

2組目は3人組の演劇ユニット「毒針」
タイトルは「海底杉並区」で「パールデコレーションの庭」をモチーフにしたもの。
ネタとして「北極月報第一面の大見出し」、「海底特急ミネルヴァ」、「山田長政」、
「最后のダンスステップ」なんかがちりばめられてました、あと「こはだ」もね。

ストーリーは...え〜と、どんなんでしたっけ...?
確か、東京の海の水を北海道だか、青森だかへ捨てに行こうとしたら、友達の女の子に
「家出した父親からの手紙と返事の手紙を一緒に捨ててきて」と頼まれて、それでもって
いつのまにかその父親が住んでいる海底杉並区に迷い込んで、父親に巡り会う...
てな感じだったかな。うろ憶えだから余計わけわかんないな。

3組目に登場したのは、MICHIという人。
これはもういかにもビジュアル系な出で立ちの兄ちゃんでございました。
さらにサポートに入ったバイオリンの女の子がもうバリバリのゴスロリファッション。「Caccinica」というカウンターテナーのボーカルに、ピアノ、バイオリンの3人編成のユニットをやってるSACHIという人だそうです。80年代な人は「カトラ・トゥラーナ」とか「ショコラータ」なんかを思い浮かべると良いかな。検索したらCDの試聴ができる所があったので、聴いてみたらこれが結構いいです。
 それはともかくとして、MICHIという兄ちゃん「バンドネオンの豹」を本当はやろうと思ったんだけど、挫折して「Caccinica」の曲をカバーをやるなどと言う...おい!
てなわけで「Caccinica」の曲を4曲程やったのち最後にやっとあがたさんの曲をやってくれました。フォークだとは知らずに買った「乙女の儚夢」から「薔薇瑠璃学園」。
けっこう正確にコピーしてました。SACHIさんのナレーションも激似でしたね。
シンセからパイプオルガンの音が出なくてやり直しさえしなけりゃ完璧だったけどね。
当人のキャラにあった選曲だったと思います。

最後は「グルグル映畫館」
このバンドが今回のライブの首謀者のようです。
普段は白塗りメイクに学生服という出で立ちなんだそうですが、今回はメイクを落としてすっぴんでさらにフォークスタイルで登場。
あがたさんの曲にインスパイアされて作ったという彼らの曲を解説付きで4曲程演奏。歌詞もメロディもかなりパクってます。そして最後に「赤色エレジー」をやって終了と相成りました。

*** グルグル映畫館 演奏曲 ***
恋ころん。君にはコロン、部屋無音。
どうしてくれようこのエレジイ
月に行った猫
思春期ッ!青春ッ!硝子張りッ!!
赤色エレジー


カバーをやった3組の選曲が殆どフォーク系だっていうのが以外と言うか面白い。
しかしこの手のバンドのファンの女の子たちってけっこう大人しいんですねえ。
あがたさんのファンより静かかも。

以上、ツアーレポート終わり。

2007年2月21日「しぇるたあいんざこおらる vol.2」(神楽坂DIMENSION)

6月22日の神楽坂DIMENSION。
仕事終わったら(正確には会議を無理矢理終わらせて)、そのまま名駅に向かい5時36分発の新幹線で東京へ。
7時19分に東京へ着き、大手町24分発の東西線に乗って神楽坂DIMENSIONに7時35分に到着。

ライブはMARASICAの演奏が終わった後、サワサキ・ホット・スプリングスの演奏になるのかと思ったら、あがたさんが出てきたのでビックリ。ていうか岐阜のライブでのご乱心行為について話しをしてる所で出てくるなよ〜って感じですが。

前にも書いたかもしれないけど、この会場は音に無頓着。
あがたさんのギターやたら音がでかい。
小さいハコなんだから、アンプの音じゃなくて、ギター自身から鳴ってる音を聴かせれば良いのに。

前半はあがたさん一人で演奏。
ハタチ/百合コレクション/僕は天使ぢゃないよ/月食/佐藤敬子先生はザンコクな人ですけど

大体いつもラストとか、アンコールでやる百合コレクションが珍しく2曲目。以前名古屋でもありましたが。
佐藤敬子先生は,,,はいつもの前説が無く、ある意味珍しい。

前半が終わってサワサキ・ホット・スプリングス登場。
伊東では大人数だったのに今回は2名。
そのままあがたさんの演奏に加わり「スターカッスル星の夜の爆発」演奏と言っても、殆どサウンドエフェクト的な音のみ。
後半リズムが入ってくるけど、なんせあがたさんのギターなのでタイミングが合わない...。
続いて「億光年の岩で転げてる」をやった後、あがたさん一旦引っ込んで、サワサキ・ホット・スプリングスの演奏。いきなり音がデカクなる。うるさい。

1曲終わってMC。
「フォークのライブに出るのは初めて」とか言う発言あり。
テクノな時代から聴き始めてるオイラにとってフォーク扱いは心外。でもまあしょうがないかぁ...。
2曲目の途中から、あがたさん戻り朗読。
「横寺日記」かと思ってたけどどうも違うみたい。

次にやったのがなんと「十字架街」。
この会場にいる人でも知らない人が多いんじゃないか?
Album1977に収録のデモテープの状態よりは完成度あがってる。

残りは「冬のサナトリウム」「水晶になりたい」を演奏して終了。
アンコールでは田口さんのベースに、MARASICAの2人がコーラスに加わって「サブマリン」で終了。

セットリスト








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