2000年1月11日 CBCラジオ「小堀さんのラジオデイズ」

DJ:小堀勝啓
ゲスト:あがた森魚

インタビュー要旨
──舞台になってる函館の街には日活アクション映画の匂いが今だにありますね。

「そうなの、そのまま絵になっちゃう。映画の好きな人はジャンク、廃材とかが存在していることの郷愁、みんなそんなのが好きなんじゃないか。何でそんなところに映画ファン、僕らの感受性があるのか自分でも解明できないけど。」

──あがたワールド、レトロ的のようにもすごく新しくも感じられますね。
「本当は「2001年宇宙の旅」とか「ブレードランナー」のようなを僕は撮りたいのかもしれないけど、お金や技術、経験が無いなかでどのようににやったらいいか考えてやってみたのが「港のロキシー」かもしれない。」
「甘えかもしれないけどお客さんのイマジネーションで見て欲しい。ある意味で不親切かもしれないけど、安手の遊園地に来たみたいな気持、「この映画大丈夫か?」という感じで観てもらえればきっと楽しい映画かなと思います。」
「お金の問題が一番難しい。未だ精算しきれてないお金が残ってる。だから今年がんばって仕事をして名古屋の皆さんにもたくさん見てもらって回収してまた楽しい映画や音楽を作りたいですね。」

──2月9日のクラブクアトロのライブについて
「ぜひ来てもらわないと困ります。変ですよ、面白いし、笑えちゃうし、泣けちゃうし、あきれちゃうし、全部あると思います。」


〜BGM〜
赤色エレジー
蒲田行進曲
あこがれそして港b
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