菫外国　創刊号（1986年3月15日発行 ¥1,800）

矢野顕子インタビュー
荒俣宏「異国少年論〜植民地の少年」
小宮山俊夫「幻灯実話小説　幻灯会日々のあがた君　第１回」
北園克衛「花と詩」
中島裕之「シック・ポシティブ」
山田勇男「Agata氏江　NIGHT SONGS」
ハヤシカイゾウ「流星奇譚」
太田螢一「衛生博以降の自分」
井口真吾「Zちゃん」
ココ松岡「２０世紀ボーイ」
２０少年愛唱歌「白銀は招くよ」（イラスト：伊藤桂司）
シリーズ対談「のどかな喫茶店」（林海象、佳村萌、佐野史郎、あがた森魚）
沢すすむ「二十世紀少年列伝　南方熊楠　第１回」
武藤直路「美しい日本を最後にみた少年」
三宅雄二郎「天文が思想に及ぼす影響」（「科学知識」大正13年8月号より転載）
あがた森魚「野獣の潜水艦」
「遠国通信」（読者投稿欄、鈴木翁二からの手紙も掲載）

菫外国　第２号（1986年12月31日発行 ¥1,500）

鈴木慶一インタビュー「誰が歓びの無国籍音楽」
荒俣宏「異国少年論〜アパートメントの子」
小宮山俊夫「幻灯実話小説　幻灯会日々のあがた君　第２回」
滝口修造「ピエール・ロワと『だまし絵』」（「美人手帖」1950年10月号から転載）
中島裕之「我等はモンテール＝カルロから」
小特集「二〇世紀少年展覧會」
　まさきもとい「二〇世紀少年展覧会報告」
　「菫絵日記」
　山田勇男「あがた森魚の二〇世紀少年展覧會札幌展素描『眼鏡のエーテル』」
　太田螢一「刺青のピアノ」
ココ松岡＆ザ・バニーメンズ「つうかい科学ぼうけんまんが　２０世紀ボーイ　マークボラン物語（改訂版）」
井口真吾「Zちゃん」
佳村萌（詩　無題）
ひさうちみちお「ツアー」
２０少年愛唱歌「少年十字軍の歌（讃美歌三一二番）」
武藤直路「美しい日本を最後にみた少年」
西島憲生「銀幕はまねくよ」
沢すすむ「二十世紀少年列伝　南方熊楠　第２回　東洋の星座ミナカタ」
あがた森魚「野獣の潜水艦＃２」
「少年紳士諸君へ」（永遠製菓付録部長及び工場鵜長より）

菫外国　第３号（1987年8月31日発行）

あがた森魚「二〇世紀少年クラブへの誘い」
対談　あがた森魚×山口小夜子「未来の自動人形」
武藤直路（詩　無題）
荒俣宏「異国少年論３〜華族の少年」
山田勇男「僕の失楽園〜あるいはリブスの沓下」
永田洋一「月光とレンズとブラウン管」
「菫外国少年美術館」
小宮山俊夫「幻灯実話小説　幻灯会日々のあがた君　第３回」
高橋豊「無関係な関係性とでも言うべき永遠模型」
井口真吾「Zちゃん」
太田螢一「タンゴ踊れば」
ココ松岡とバニーメンズ「秘密のタンゴバレエ」
藤本由紀夫「午后の機械」
対談　あがた森魚×飴屋法水
ライオン・メリー「ライオン練歯磨をどうぞ」
「二十世紀の終わりに生きる少年たちのために〜二〇世紀少ク全国代表メンバー会議報告」
香川真吾「堕留儒郎君の将来」
あがた森魚「野獣の潜水艦　vol.3　野獣の友情の巻」
次號豫告「菫外国読者の選ぶ『二十世紀の乞食王児』」

特集「バンドネオンの豹」
　高橋忠雄「ボ−カの思ひ出」
　松枝到「小さきタンゴの喫茶店」
　「出たゾッ！小説バンドネオンの豹」
　「バンドネオンの豹ヴァニティフェアー〜マスメディアから見たバンドネオンの豹の光と影」
　蟹江丈夫「目賀田男爵は飛行機マニアだった」
　あがた森魚「タンゴのことは忘れてしまおう。けれども忘れてしまった訳ではない！とぐちぐち言ってしまうタンゴのことがやっぱり好きらしい。＜'87年 夏望郷篇＞」
　斉藤充正「プグリエーゼと相見えた冬の夜の想い出。」（「ラティーナ」1986年10月号より転載）
　インタビュー「エルグラカンの９日間〜シエテ・デ・オロリーダー斉藤一臣氏に聞く」（聞き手：あがた森魚）
　翠川敬基「あがた森魚事件とアルゼンチンタンゴについて」
　斉藤充正「タンゴの好きなあなたと僕のささやかな歴史〜アルゼンチンタンゴの歴史を知りたい人のために」
　「あがた with シエテのブエノスアイレステンヤワンヤ大珍道中記」
　池田光夫インタビュー（聞き手：和田博巳）
　和田博巳「Produce Note」
　「バンドネオンの豹アンケート」
　高場将美「私小説　豹にあったことのレポート」

編集後記

菫外国増刊号（書誌情報無し、1987年10月頃の発行）

特集「バンドネオンの豹と青猫」
萩原朔太郎「青猫」
あがた森魚「仮面を冠った青猫くさい紳士諸君へ」
「バンドネオンの豹には青猫という強〜いライバルが登場したのだ」
「御覧！！御覧！！20世紀にはこんなにも怪人達がいる！！」
「夢見る理科教室」

 
これは多分日本コロムビアの販売促進グッズだったと思います。Ａ５判１２頁。