著書
エッセイ
対談/本人
対談/関連
関連記事
ネット記事
レヴュー
パンフレット
会報
販促冊子
絵葉書
雑誌広告

テッチー 1987年11月号(音楽之友社 ¥550)

表紙及び&インタビュー「あがた森魚の新アルバムをプロデューサーとアーティストに聞く」

あがた森魚&和田博巳インタビュー「あがた森魚の新アルバムをプロデューサーとアーティストに聞く」(鈴木惣一郎)
...プロデューサーの和田博巳は言う。「いろんな作家にスタイルがあって、そのスタイルでモノを作っているんだけど、スタイルを持ちつつも、途中でインップトされた情報をどんどん取り入れて、やりたいモノをちょっと先に置いてでもそれをやってしまう。旬の時機を逃しちゃダメなわけ。前作を作る時に、あがた君は"1年中聴けるクリスマス・アルバム"という構想があったの。でも、ソレはいつでも出来るわけだからと、ソレをちょっと先に置いて、旬であるタンゴをやった。今回も、やっぱりソレはちょっと先に置いて、Adiを使ったわけ。デビューしたときの、「乙女のロマン」の良さと、後期の慶一とか細野さんがやった「日本少年」の良さとは、良さの意味合いが違うでしょ...
テッチー 1987年11月号(音楽之友社 ¥550) テッチー 1987年11月号(音楽之友社 ¥550)

レビュー「バンドネオンの豹と青猫」(Review & vieW/高橋信之)
...一部で聞かれるループのつなぎ目が目立つサンプリングのストリングスや、今となっては時代遅れのFM音源のブラスが耳障りでしょうがない。何よりあがたの肉声はいよいよやさしく、一言一言を問いかけるようなハーフスポークンの歌唱が妙に心に残る。秋の夜に明かりを消して聞いてみよう。

テッチー 1987年11月号(音楽之友社 ¥550)

あがた森魚「二十世紀少年パークの街灯」第5回
TBSのナレーションのため富士スピードウェイに行った時の話です。
 過ぎ去ったこの夏も幾つかの忘れられない郷愁を白いハンケチに包んで置いていってくれました。
 郷愁はすべて桃色です。グレーの失戀もザクロの傷口も、一口頬張った葡萄も、どれもこれもスミレめく桃色に着色されて海底のレンズに揺ら揺らしています。
 夏のオゾンと競争自動車のエグゾストノートとは、どのような桃色が記憶されるのでしょう...
テッチー 1987年11月号(音楽之友社 ¥550)








inserted by FC2 system