ロッキング・オン・ジャパン1993年12月号(ロッキング・オン ¥600(税込))
「真に虚無な人は生き続けるよね〜あがた森魚VS鈴木慶一、悲しみの果てには何がある?」(井上貴子)...あがた「例えばあまり出したくないんだけど、尾崎豊くんとかね、虚無なようで虚無じゃないんじゃない? 生きることってそんなことじゃないだろうって思っちゃうんだよね」
慶一「真に虚無な人は生き続けるよね。さらなる虚無を求めて(笑)。何かを作れば作るほど、真ん中がぽっかり空いてくる。それを意識しつつモノを作るから、ある人は悲しさを感じるし、ある人はそんな人もいると希望を感じるのかもしれない」
あがた「結局答えはないんだ。でも答えがないから明日から楽天的にやろう!ってもんでもないし、もう一回考えてもう一回クヨクヨしてもう一回皆なとなんかやろうってーーーそういうことのケセラセラをさ、もう一回歌いたいなって僕は思う」...