ぷがじゃ1987年2月号(プレイガイドジャーナル社 ¥180)
インタビュー「走れ!ジャガーと20世紀が踊り出した。」...ジャガーっていうのは、色んな人物の要素が複合されてジャガーというひとつの像ができたんです。そのモデルは目賀田男爵であり、池田光夫さんであり、ある側面の僕であったり、全てのタンゴを愛したミュージシャンであったり、ジューヌ・ベルヌとかもある部分はそうなのね。この目賀田男爵ちゅうのはね、勝海舟の孫で実在に人物なんですよ...
...僕がこの人物を知ったのは、アルゼンチンから帰ってまだ一週間も経たない頃、これからスタジオに入ってレコーディングしようって時に、たまたま新聞にこの人物についての記事が載ってたんですよ。その記事がなくても最初からバンドネオンの怪人とかいうコンセプトはちゃんと出来てたから、架空で作った人物が実際にいたっ!って証明れちゃったわけ。(笑)だからもう、この記事を見た瞬間からこの人はジャガーになったんです...