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ぴあ music complex No.35(ぴあ 1991年2月27日発行 ¥350)

インタビュー「ライ・ミュージックっていうのは20世紀末を飾る音楽のひとつだと思うね」
...今回のアルバムは、カタログ的に"雷蔵"というユニットはこういうフィールドなんだという提示になったと思う。手前味噌で 言っちゃうと、まずは十分なものに仕上がったと思ってます。従来の僕の世界が好きだった人の中には、拒絶反応を示す人も絶対いると思うんですよ...

...ライブに関しては"エキゾチシズム"っていう感覚ひとつを取っても、単にもの珍しいとか、今まで知らなかったとかいう次元にとどまらずに、わーっ、こんなディメンションもあったのかっていうような躍動感が出せたらと思いますね。衣装をアラブ風にするとかいうことじゃなくてさ(笑)...

レビュー 雷蔵「雷蔵参上」 ライの音楽を柱に、個性と実力あるメンバーが料理するあがたワールドの面白さ
あがた森魚、久々のアルバム。今回は雷蔵というユニットで。メンバーは、じゃがたらのOTO、ムーンライダーズの武川雅寛、元サウス・トウ・サウスの藤井裕などなど、個性と実力のあるミュージシャンぞろい。だから、全曲あがたの作詞作曲で、楽曲の骨格はあがたの世界だが、それが完成品になったこのアルバムは、彼のソロ・アルバムではなく、雷蔵のアルバムだ。雷蔵の雷は、中近東の音楽であるライからきており、まさしく今回のアルバムの音の柱はその地域を中心にした、あえて言えばワールド・ミュージックの香り漂うものになっている。それがまた、彼らだから成せるワザなのか、あがたの世界と妙にマッチしてて面白い全7曲なのに、55分26秒という長さ。全員の 音が大切にされているのだ。(角野恵津子)

ぴあ music complex No.35(ぴあ 1991年2月27日発行 ¥350) ぴあ music complex No.35(ぴあ 1991年2月27日発行 ¥350)








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