日刊スポーツ1976年7月2日(日刊スポーツ新聞社)
インタビュー「音の中の若者たち 第74回 第三部 続・接点のミュージシャン「脱"赤色"のあがた森魚」...あの"なんとかロマン"といわれたイメージでの固定化がある。それは一つの宿命だろう。あがたはそんなことは承知の上だ。もう"赤色"とは断ち切れたという。「今のボクの中では明らかに世界観が変わってきている。"赤色ー"は日本を切り捨てるために作った。だけど今度の"日本少年"は"日本"を再認識することから出発している。逆説的だけど...」あの鼻につくような"なんとかロマン"からは解放されているようだ...