@SHIBUYA PPP vol.2 2000 WINTER(グラネット \800)

ライブレポート２本
「あがた森魚、渋谷西部百貨店前、路上攻防戦」
1999年10月に行なわれた路上ライブの様子を伝えるレポート。

...暫くすると、ギターケースを掲げて、あがた森魚は現れた。チロリアン・ハットのような帽子にアース・カラーの服装。森の少年という感じだ。見物客も集まりだし、共演の２人がリハーサルを始めた。２曲終えた所で、あがた森魚も加わり、「港のロキシー」を歌う。その曲を歌い終えると同時くらいに突然、警官が２人現れた。「音を小さくしろ」と言っている...

「@SHIBUYA PPP Magazine Night」
こちらは同じく1999年1０月に行なわれたこの雑誌主催のライブイベントのレポート。

AGATA MORIO---若い人にはどうかなぁ。と実は心配していたのだが、始まってビックリ！アコースティック・ギター２本とエレキ・ギター１本で、圧倒的なパワー炸裂。”これはロックだ！”と思った人は多かったろう。．．．

...あがたさんのストロークはかつお節でも削れそうなほどの勢い。弦が切れる。でも３人は楽しそう。彼らのバイブレーションが会場を、オーディエンスを揺り動かす。イベント後のアンケートには「あがたさん最高」、「森魚ちゃん素敵」といった記述があり、観客に与えたインパクトの大きさを物語っていた。