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日本経済新聞1994年8月6日大阪夕刊


「『オートバイ少女』の監督・父親役、あがた森魚氏。」

...四十五歳。デビュー曲「赤色エレジー」(七二年)がヒット、レトロな風合いを持つ独自の世界を築いてきたミュージシャンだが、映画にも強い思い入れを持ったきた。赤色エレジーの印税をすべてつぎ込んで、七四年に「僕は天使ぢゃないよ」を製作。その後も宮沢賢治の童話などをテーマにした映画の企画書を、繰り返し書いてきたという...
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