Mac Japan Bros. 1993年8月18日号（技術評論社）

「セドリック・メガタ男爵「タルホとハンマーキット」を語る〜ハンマーキットにおけるタッチとダッシュ感覚」
1993年6月18日大阪心斎橋のアポリネール・エメラルダ別室「アポリネール・アカデミー」で開催されたイベント「バアネット・キャビネット朗読会」についての記事（記事内では5月18日と誤記）。

...内容はセドリック・メガタ男爵による稲垣足穂の「タッチとダッシュ」という作品の朗読・解説と、ハンマーキット（堀江卓さんの漫画の主人公）におけるタッチ／ダッシュ的な感覚についてのお話といったところ。MacinTalkによる朗読というカルト技も含めながら、とても静かに進められていった。この日Macのオペレーターには、先日発売されたエキスパンド・ブック「TARUHO FUTURICA」のプロデュースを担当した永原廉史さん、音響にも同作品で音楽を担当した藤本由紀夫さんがあたられ、会場のMacにはどう作品などもディスプレイされていた。
　ところでセドリック・メガタ男爵という名前にピンとこない人も多いだろうが、これはあがた森魚さんの別名...