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北原照久「ビートルズもローリングストーンズもみんな、おもちゃが好きだった」(扶桑社 ¥1,500(税抜) 2008年9月30日初版)

「鴨沢祐仁さんと「錆びたおもちゃの洗濯機」〜飲んだくれ記載イラストレーターの遺品」の章で、あがた森魚についての言及がある。
...もいたが、そのなかに歌手のあがた森魚さんを見つけた。昭和四○年代の一時期、あがたさんの「赤色エレジー」の切なく悲しいメロディーは、当時を生きてきた人ならきっと記憶にあって、その青春時代を過ごした人なら、必ず一度や二度口ずさんだと思う。「愛は愛とて何になる〜。男一郎誠とて〜」と。その頃から僕は彼のファンだったが、鴨沢さんの偲ぶ会で初めてお会いすることができた...

「赤色エレジー」のインパクトがあまりにも強かったから、あがた森魚イコール「赤色エレジー」のイメージしかない人が多いのだが、じつはいろんな曲を出していて、ボサノバなどもある。実際にアウト意外に明るく、不思議な人だ。上手そうで下手そうで、下手そうで上手い...その歌には、何か、すごく説得力がある。味がある...
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