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BRIDGE2001年8月号(ロッキング・オン ¥629(税抜))

対談「桑田佳祐vs吉井和哉 バンドとは? ソロとは!? オフレコなしの超法規的対談、実現!!」にて、吉井和哉が影響を受けたアーティストとして、あがた森魚を上げている。
桑田「いやぁ...あれですか、吉井くんは影響を受けたアーティストは誰なんですか?一番色濃いのは」
吉井「色濃いのはチープ・トリックです」
桑田「あら!チープ・トリック?」
吉井「その後デヴィッド・ボウイです」
桑田「ああ、そりゃ分かるねえ」
吉井「で、あがた森魚という並びです」
桑田「(笑)マジで? あがた森魚?」
吉井「イエロー・モンキーってそういう感じしません?チープ・トリックとデヴィッド・ボウイとあがた森魚(笑)」
桑田「あがた森魚はちょっと想像つかなかったけど。あと聴いて思ったのが…ドラムとギターは仲良し!どうです?」
吉井「(笑)仲良しっていうか、兄弟です」
ーははははは!
桑田「で、ベースはちょっと外れてるでしょ」
吉井「ははははは!」
ー(笑)鋭すぎますね!すごいねえ!CD聴いてそこまで分かるんだねえ。
吉井「すごいですね」
ーうん、すごいと思った。音楽評論家やめたくなった(笑)
桑田「で、吉井くんが奥ゆかしいというのはすごくいいんですよ。ほんとだったら(バンドと)一緒になってかき回されて酔っ払っちゃう感じなのに、もう聴いててね、なんか凛としてるじゃないですか。そこがあがた森魚なのかなあ?」
吉井「はははは!」
桑田「様式はチープ・トリックだったりデヴィッド・ボウイかもしれないけど、なんかこうあがた森魚の怨念みたいなものが、凛とさせてんのかなあ?」
吉井「他のメンバーは邦楽ってのはあんまりなんですよね。70年代のど洋楽で」
桑田「なるほどね。だから、お城があってスカート穿いてる様式美みたいなのがメンバーみんな好きそうじゃないですか?ブリティッシュぽい感じとか。でも、吉井くんがそれを許さなくて。そういうの僕好きなんですよ。ちょっと育ちの悪さみたいなのをハッと見せられちゃうと、この奥ゆかしさの中でね。やられちゃいますね、僕、女だったら」








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