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アサヒカメラ1974年11月号(朝日新聞社 ¥ 430)

柘植光彦「郷愁の時代」(特集「埋もれた民衆の記憶」)にて、「赤色エレジー」について言及。
...最後にここだけもう一つだけドークから例を取ることにする。あがた森魚が作って歌った、あの悲しくもなつかしい「赤色エレジー」だ。
 幸子の幸は どこにある
 男一郎 ままよとて
 昭和余年は 春の宵
 桜吹雪は 蝶も舞う
若者であるあがた森魚が、なぜバイオリンの伴奏などで、戦前の流しよろしくインインメツメツとこんな歌をうたったのか、なぜ「昭和余年は春の宵」などという歌詞を作ったのか、そしてなぜこの歌が若者たちに圧倒的にウケたのか。ということが問題になるわけだが、面白いことに、この歌をレコードで聴いた若い連中は、全員が「昭和余年」を「昭和四年」だと思っていたという。
 昭和四年とは、彼らの母親または父親がこの世に生まれた頃にあたる。すると彼らは、この"幸子と一郎の物語"を自分たちの祖父や祖母の世代の悲しいロマンスとして聴いていたわけだ...
注:歌詞間違ってます(誤:蝶も舞う 正:情も舞う)が、そのまま記載させていただきました。
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