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荷風! vol.7(日本文芸社 2006年3月5日 ¥880)

エッセイ「1969年、お茶の水で...。」
このエッセイが掲載されている「荷風! vol.7」の特集が「神田神保町、お茶の水の究極」という事で、大学受験に失敗し、浪人生活を始めた1967年から、翌年の明治大学入学、そして早川義夫と出会うきっかけとなったコンサート「ロックはバリケードをめざす」(お茶の水 電通ホール)へと至るまでが綴られている。そして今回の注目は、1968年夏の函館連絡船での皿洗いのバイト、北海道旅行について書いている部分。
...親友がなぜのその航路が素晴らしいと言ったのかやっと意味が判ってきた。それはヤツが大好きな彼女と二人の船旅だったからだ。
 ヤツとは、例の「函館ハーバーセンチメント」の「俺と奴とさ、奴の彼女と、函館ハーバー...」の歌の主人公である「奴」である。
荷風! vol.7(日本文芸社 2006年3月5日 ¥880)
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