ビックリハウス 1979年12月号(パルコ出版 ¥300)
エッセイ「ガラス」「ひとつの言葉から」という特集で数人が寄稿した文章のひとつ。エッセイなのか創作なのか判断つき難い。
...悲しくなって外に目をやると、カルデラ湖を抜け、赤に白い横線の日本のケーブルカーを横目に眺め、ドライヴインを過ぎ去って、スケートリンクも貸しボートも無かった桃色黄色の湖畔旅行。ヒュッテ「バイオレット・ファウンテン」がやがて見えて来て、扉を開くとき、その匂いも埃に紛れたデコラ荘のアパートでした...
また巻末にも、以下のコメントあり。
あがた森魚 ノラ猫が5匹も棲みついてノミが発生。友達はすぐ退散し「酒代が助かってます」。12月にはコンサートの為に、ブラリ旅へ。